#03広告効果測定
MMM・アトリビューション・インクリメンタリティで広告投資のROIを可視化。
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CAPI (Conversion API)
CAPI(Conversion API)は、ブラウザのピクセルに頼らず、自社サーバーから直接広告プラットフォームのAPIにコンバージョンデータを送信する仕組みです。Cookie規制やITPによる計測損失を補完し、広告最適化の精度を維持するためのポストクッキー時代の基盤技術です。
ホールドアウト分析
ホールドアウト分析とは、一部のユーザーや地域を意図的に広告から除外したコントロール群を設け、配信群との転換率・売上を比較することで、広告が実際にもたらした純増効果(インクリメンタリティ)を定量化する実験的計測手法です。
LTV/CAC
LTV(顧客生涯価値)をCAC(顧客獲得コスト)で割った比率で、広告・マーケティング投資が長期的に持続可能かどうかを判断する中心的なKPIです。一般に3以上が健全とされますが、業種・ビジネスモデルによって適正水準は大きく異なります。
ROAS
ROAS(Return On Advertising Spend)は「広告費1円あたりに生み出した売上」を示す指標で、売上÷広告費×100(%)で算出されます。デジタル広告運用の最も基本的なKPIとして広く定着している一方、計測範囲の設計次第で数値が大きく変わる点が扱いの難しさです。
ブランドリフト調査
ブランドリフト調査とは、広告キャンペーンへの接触前後で「認知度」「好意度」「購買意向」などのブランド指標がどれだけ向上したかを、対照群との比較実験によって定量化する広告効果測定手法です。
ジオエクスペリメント
ジオエクスペリメントとは、地理的エリアを実験群と対照群に分割し、広告出稿の有無による売上・コンバージョンの差分から、広告の純粋な増分効果(インクリメンタリティ)を因果推論に基づいて測定する手法です。クッキー規制の進行やラストクリック偏重への反省を背景に、2020年代以降に日本市場でも本格的な注目を集めています。
インクリメンタリティ測定
インクリメンタリティ測定とは、広告を見せたグループと見せなかったグループを比較し、施策が純粋に上乗せした売上・コンバージョンを因果推論によって定量化する手法です。アトリビューションモデルが「貢献の配分」を扱うのに対し、こちらは「なくなっていたら何が失われたか」という問いに答えます。
アトリビューション分析
アトリビューション分析とは、ユーザーがコンバージョンに至るまでに接触した複数の広告・チャネルに対して、それぞれの貢献度を数値で配分する手法です。ラストクリック一辺倒の評価から脱却し、マーケティング予算の最適配分を実現するための基盤となります。
MMM (Marketing Mix Modeling)
MMMとは、テレビ・デジタル・店頭施策などの複数マーケティング変数が売上に与える影響を回帰分析ベースの統計モデルで分解・定量化する手法です。クッキー規制によるデジタル計測の限界が顕在化する中、媒体横断の予算配分最適化ツールとして改めて注目を集めています。
ポストクッキー
サードパーティクッキーの段階的廃止を受け、ファーストパーティデータ・CAPI・プライバシーサンドボックスなどを組み合わせてユーザー計測とターゲティングを継続する手法・戦略の総称です。単一のツールではなく、複数の代替技術と組織対応が求められる包括的な移行プログラムを指します。
マルチタッチアトリビューション
マルチタッチアトリビューション(MTA)とは、1件のコンバージョンに至る複数の広告接触タッチポイントそれぞれに貢献度を配分し、チャネル横断での広告効果を定量化する計測手法です。ラストクリック偏重の限界を克服し、予算配分の最適化を目的として活用されます。
ベイジアンMMM
ベイジアンMMMは、ベイズ統計をマーケティングミックスモデリングに適用し、各広告チャネルへの投資効果を「点推定」ではなく「確率分布」で推定する手法です。不確実性を定量化できるため、予算配分の意思決定に信頼区間付きの根拠を提供できます。